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迷う_01

「迷う」というと迷子や不安といった印象の悪いものを連想してしまうが、景色を感じることから考えると人間の想像力を最大限に膨らましてくれる。
日常生活で迷うことは基本的にないけれど、単調な生活に倦怠感を感じ、環境を変えたくなり旅に出たくなることがある。毎日同じ時間の流れを感じていると新鮮さを味わいたいという願望を持ち始める。
その旅はここで言う「迷う」と同じこと。

旅というと今まで訪れたことのない場所に行き、いつもと違った環境に身を置き、いろいろな景色を見たりおいしい料理を食べたりする。
それは迷っていることと同じことと言える。
新しい環境に身を置くということは、自分以外の全てのものが未知なる領域にいること。

迷うことも未知から始まる。
肯定的に考えると、新しい発見があるものである。
知らない道を通っていると、「こんなところがあったんだ!」とか「この道に通じているんだ!」といった発見がある。
迷うことで新しい景色との出会いが必ずある。

ちょっと寄り道したくなる分かれ道

いろいろなものに目がいく(目が迷う)

迷ったことで出会えた新しい景色

ちなみにジブリ美術館のキャッチコピーは
“迷子になろうよ、いっしょに。”

いくつになってもわかれ道に差し掛かったら知らない道の方を選ぶ人でありたいもんです。

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