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02_スタジオジブリの作品とランドスケープデザイン

スタジオジブリの映画作品を見たことがあると思う。そして作品に登場する景色の中に気になる景色があったことがあると思う。
スタジオジブリのスタッフ達は特に風景論やランドスケープデザインを学んだわけではない(はず)。
そういった人たちが人のココロを動かす景色を創り出せるということは多くの人たちの中に共通の風景感があるということ。

となりのトトロを見て、スタジオジブリの映画作品から日本人の風景観を探ろうと思ったと共に、それをヒントに空間の演出をすることができるはずと思った。
スタジオジブリの作品には現代の人々が見慣れた景色も多く登場している。そのような景色で人を引き付けるために施している空間演出法を抽出していくこととする。

いろいろ言い切ってしまっているけど、自分の考える世界が狭かったんだなと恥ずかしい限り…。
背景画を描く人が風景について学んでいないわけはないだろうし、当時の自分よりはるかに考えて作品づくりに携わっているものかと。
実際スタジオジブリの仕事場では膨大な資料もあるようだし、現場の人たちは「その場で見て感じる」ということを必ずやっているものと思われます。でないと多くの人を感動させるシーンは描けないですよね。

地域単位での共通の風景感があるという感覚は当時より鮮明に感じてます。

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