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景色のあけたて_04

“千と千尋の神隠し” 始まり〜草原にかけて

引っ越しの途中、近道をしようとしたら不思議な場所へ出てしまった千尋一家。
神の世界への入口は魅力あるものばかり。

この映画の導入はこれまでの作品の中で一番大胆に構成されている。
最初から細い林道を通らせて、そこで開かせるのではなく、もう一度さらに狭くくらい建物の中を歩かせている。

空気の流れのないような建物から出ると広大な原っぱが広がっている。
そこから宮崎駿独特の世界を出していく。
その頃にはもう物語に引き込まれている。

住宅地を走っているとこんな横道が

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不思議な石像と建物に出くわす

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真っ暗な道を通り抜けると駅のようなところに

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草原に出る

開けた景色に至るまでの経緯と工夫が何重にも重なっていて、いつのまにか引き込まれる展開だなと改めて感じます。
要素が多くあるんで図面にするのも楽しかったのを思い出します。

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